無外流居合道連盟 寶祥会
無外流居合道連盟は、無外流居合兵道第15代宗家塩川寶祥先生の居合道を普及、継承するために作られた団体です。塩川先生は、居合道のみならず、神道夢想流杖道、糸東流空手道、琉球古武道も極められた稀代の達人であり、これらの武術も等連盟において教授しております。現在は、無外流第16代宗家岡崎寛人師範を中心に活動しています。寶祥会は、岡崎宗家が主催する等連盟の本部団体であり、その他の加盟する団体によって等連盟は組織されています。毎年連盟主催の塩川杯日本古武道大会を開催しています。
塩川寶祥先生
大正14年山口県下関市に生まれる。摩文仁賢和先生に糸東流空手道、中嶋浅吉先生、清水隆次先生、乙藤市蔵先生に神道夢想流杖道、中川士竜先生、石井悟月先生に無外流居合兵道、平信賢先生に琉球古武道の神髄を学び、昭和36年に無外流居合兵道第15代宗家となる。国内はもとより、海外にも積極的に指導に赴き、それぞれの武道において多数の弟子を育成してきた。平成17年山口県教育功労者章受章。平成20年旭日単光章叙勲受章。
平成26年3月28日没
岡崎寛人先生
昭和36年福島県石川町に生まれる。小学生の時から空手道、剣道を始める。昭和49年に極真会館に入門。高校卒業後は埼玉県の盧山道場において6年間内弟子となる。平成7年、極真会館の福島県支部長となる。極真館設立後は、福島県支部長、首席師範を経て令和4年に第2代館長に就任する。極真空手道九段範士。 塩川寶祥先生との出会いから、無外流居合兵道をはじめとする日本古武道を徹底して学んだ。平成16年に無外流居合兵道第16代宗家を継承した。現在無外流居合道連盟会長を務め、寶祥会を主催している。神道夢想流杖道塩川派第2代免許皆伝、糸東流空手道塩川派相伝目録、琉球古武道免許皆伝、意拳太気至誠拳法錬士、剣道3段、柔道3段
居合兵道系譜
流 祖 辻 月丹資茂
第2代 辻 右平太
第3代 都治記摩多資英
第4代 都治文左衛門資賢
第5代 都治記摩多資幸
第6代 都治文左衛門資信
第7代 都治金市郎嘉重
第8代 高橋八助充亮
第9代 高橋達藏充玄
第10代 高橋八助成行
第11代 高橋哲夫武成
第12代 高橋赳太郎高運
第13代 中川士龍申一
第14代 石井悟月善藏
第15代 塩川寶祥照成
第16代 岡崎寶祥寛人